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- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 文庫
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写真も気持ちよくて、サボテンの花とか見てるだけで癒される感じ。いいなーサボテンの花って。
149ページからの著者によるスピリチュアル観はすごくよかった。自分の中でうまく言葉にならないことを言葉にしてもらったような。
私は自分の精神的な考えのことを自分哲学と言っているんだけど、それって俗にいうスピリチュアルってことなんだーとスピリチュアルという言葉を初めて受け入れた感じ。
みんなで集まってヒーリングとか誰かに何かを導かれたいとかはないけど、精神的な強さや心構えのようなものについてはずっとずっと考えてきていたので、独自の考えのようなものがある。そういうものに対して自分なりの扱い方がなんとなくわかったような感じがする。
あと何事も経験してきたことからの自分なりの分析や見解なので、人に話すときには十分気をつけないとと感じた。人には進化の段階があって、自分に覚えがある悩みとか考えだからこそ、目線を下げないように、その人と自分は違うのだということを意識していかなくてはと感じた。やっぱりそこで、自分の考えに染まらせるのは一種の宗教のようなものに通じていって、悪く言えば洗脳ということになるんだろうから。