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きれいな水のつめたい流れ つれづれノート(17) (角川文庫)
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/12/25
- メディア: 文庫
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私は自分のことを理解してくれて必要としてくれて自分もすごく好きで尊敬できる人とはもう出会えないんだろうな、と思っているんだけど、似たような考えについて書かれていて大変興味深く読みました。著者はそういう人とまた出会いたいというか出会うかもというような予感を感じていて、それに真摯に臨もうとしている。
私は、誰かと分かり合うことなどできないと思ってしまっている段階なので、なんか一方的に誰かを想うだけでもいいな、と考えているんだけど。誰かというのも、今まで知り合って大切だなと想う友達とかで、恋愛とかそういうんじゃないんだけど。
少し話は逸れるけど、私は友達でも恋人でも男でも女でも大事だなと思う人が困ってたら自分の出来うる限りの力を貸したいとかそういうことを思うんだけど、そういう考えはあんまり受け入れてもらえないんだなということをよく感じている。恋愛とかじゃなくても尽くすことってそんなに駄目なことなんだろうか・・・別にお礼は身体で払ってとか言わないよ。
お節介なだけかもしれないけど、私なりの人に対する愛情なんだと思って欲しい。