011、012、013

わたしの台所 (光文社文庫)

わたしの台所 (光文社文庫)

去年くらいから少しずつ読み進めていた本。女優の沢村貞子さんの日々の暮らしを覗かせてもらえます。
色んな生活の知恵や、ちょっとの手間で豊かな気持ちを手に入れることの喜びをひしひしと感じることが出来ます。
私もこんな風に年を取れるのだろうかと不安になったけど、少しずつそうなれたらいいと思う。

こぐれひでこのおいしいスケッチ (新潮文庫)

こぐれひでこのおいしいスケッチ (新潮文庫)

斬新なレシピと柔らかな生き生きとした食材のスケッチ。正直えーっと思うレシピもあったけど、騙されたと思ってやってみたい。笑
本文はもちろんだけど、角田光代の解説がまた素晴らしい!
「いろんなことを″知っている"で片付けるより、よほどたのしそうじゃないか、新鮮にびっくりしているこぐれさんは。」
というのは本当にそうだと思った。住み心地のよい暖かな家にいながら常に新しい風が吹いている、そんな風に感じます。

小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)

小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)

これはムーミンシリーズの一番最初にヤンソンが書いた作品。登場人物もちょっと認識と違います。ママはおっとりとした人柄だと思っていたけど、この物語の中だと余裕がなくてイライラしたりしてます。
パパは家族を置いて放浪するし。
でもとても面白かったです!ムーミンハウスに住みたい・・・。