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- 作者: よしもとばなな
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: 文庫
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妊娠したのは全然気がつかなかったけどな。でもすごい自分を守ろうと必死で、他人に対して本当に攻撃的だったな。おかげで顔つきまで変わってみんなに絶対男の子がうまれてくるね!といわれたんだった。
作品の中の主人公のキミコが五郎との関係に対する考えがすごくよくわかって、そうそうそうそう!となった。他の些細なことでもキミコに共感することが多くて、私も年を重ねたらこんな風になるのかなーとか思ったり。
人の関係も全て流れるがまま。全てのことを言ったからといってうまくいくこともないし、何も知らなくてもただそこに一緒にいるだけでいいということもある。なるようにしかならない。