はてなダイアラー映画百選
id:Fujiko(http://d.hatena.ne.jp/Fujiko/20080612)さんから回ってきてました。遅くなってしまい申し訳ありません!
このブログを読んでいただいてる方はわかるかと思うのですが、感想文を書くという事ができないので、作品の良さが伝わらないかもしれません。
選んだのはこちら。
リトル・ミス・サンシャイン アビゲイル・ブレスリン, グレッグ・キニア, ポール・ダノ, アラン・アーキン, ジョナサン・デイトン;ヴァレリー・ファリス 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-11-07 売り上げランキング : 4757 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2006年のアメリカ映画。監督はジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスの夫婦。美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の最終審査に通過したぽっちゃり気味の少女・オリーヴのために、あらゆる問題を抱えたその家族が黄色のVWバスに乗って会場まで連れて行くその道中を描いたコメディ映画である。
大笑いしたかと思うとうるっときたり。感情を揺さぶられる作品です。前半の食事シーンは本当にひどい有様で、その上ミスコンへの旅の途中にみんながみんなそれぞれ抱えているものが何一つうまくいかなくて人生の挫折を感じてしまう。なのに次第にバラバラだった家族がひとつになり、晴れ晴れとした気持ちで家路に着きます。100分と長い映画ではないけれど、だんだんと家族みんなに親しみを覚えます。特に主人公の女の子が本当に可愛らしい。ミスコンへ向かう途中のモーテルで、おじいちゃんと交わした会話がじーんとくる。普段は何も考えていなくてちょっと抜けたような印象を持っているように感じるけど実はとても繊細な持ち主の子であり、お兄ちゃんが色弱ということが判明しパイロットへの夢が絶たれて自暴自棄になっていた時に寄り添うことができる心の優しい子です。
エンディングが流れる頃には肩の力が抜けて少し上を向けるような気持ちになります。
NEXT→id:s666さん。よろしくお願いします。