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舞妓Haaaan!!! [DVD]

新作だけど7泊8日だったので借りたよ。
これは面白い。阿部サダヲってだけで面白い。
この主人公の役は阿部サダヲにしかできないんではないかな。あのナルシストぶりや思い込みの激しさや情熱をコミカルに表現できる人はそうそういないよな。なんていうか、ほかの人だとジョーダンぽく写るんだけど「この人は本気で思ってるんだよな･･･」みたいな究極さというか空気のよめなさというか。
ストーリーはテンポよく笑いをさそいながら進んでいくのですが、終盤ものすごいシリアスに。どんな展開〜！とびっくりしたけれど、いい話や･･･ときゅんとした。ああいう切なさって舞妓とか芸者の恋愛にありがちだよね。(←がっかりしたわけではない。)そしてその切なさを小出早織が好演していた。
柴崎コウのイケテナイOL→芯を持った花街の女に変身した姿もとても美しかった。泣き顔が可愛不細工すぎて萌えてしまいました。きゅん。
最後のあれは、阿部さんはものっそいなりきってたけど、堤さんがぎこちなさ過ぎるぜ。