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人生を救え! (角川文庫)

人生を救え! (角川文庫)

読者が悩みを投稿し、それについて町田さんが相談にのるという形。ほーとかへーとか思いながら読む。悩みと言うのは他人からみるとつまらぬものなのだよな。でも本人にしてみれば本当に必死なのだ。遠くから見れば全体像がよく見える建築物の中にいるようなもの。それは逆に考えれば、遠くの人は表面的なことしか見えなくて内部はその中にいる人しかわからないものということなのだ。
というようなことを考えていた。
後半はいしいしんじとの対談で、これまた自分には思いもよらない発想というか思考でなるほどなーと関心しながら面白く読み終えました。