人というのは忘れる生き物なのだと、改めて思い知った。
再会が嬉しいとか別れが寂しいとか、そういう感覚を忘れてしまう。
電車の中で過ぎ行くネオンを見ながら、胸がいっぱいになってしまった。
人が好きだとか、大事にしている自分の信念だとか、惑わされていることのくだらなさだとか、霧が晴れたようにクッキリと見えた。あたしは何をしていたんだろうか。
そういうこと気付かせてくれる人はやっぱり貴重。