何かと向き合うということとはどういうことだろう。
私はいっつもいっつも同じところでつまづいて、同じところで考え込む。
今まで起こった様々な出来事は全て数珠繋がりで深く結びついている。そのそれぞれの傷のような棘のようなものは、そこが化膿しているから痛いのか棘が出ていて触るから痛いのかはわからないけど、変わらずに痛みを感じる。
その化膿している場所だか棘だかがある場所がいつまでも哀しいこと、それは自分が自分を可哀相なんじゃないかと思っているかもしれないな、と考えたりもした。
でも今日なんとなく考えついたのは、私は怖いのかもしれないなということ。
その哀しいことが「何でもないことだ」と思うことによって失う何かがある気がする。何ごとにも動じない心が欲しいけど、多分それとは全然違う心の形。そうなってしまうのが怖い。
だからいつも思い出しては「忘れたらいけない」と思う。
でも思い出すたびに数珠繋がりなそれたち全部を取り出すことになるので、それがいいことではないという気もする。
もっと、何か、信念のようなものを。そこから見出していかなくては。