本当の独り言です。

「死ぬ勇気もないくせに！」って言葉に嫌悪するよ。
自ら人生を絶つことは勇気じゃないから。
自殺した人は自分を勇気あるものと思って死んだのか？自殺した人に「勇気ある行動をした」といえるのか。
相手へ消えない傷をつけてやりたい人、誰かに取り返しのつかない後悔をさせたい人、自分の弱さを愛せない人、変われない自分に絶望する人、すべてに疲れてこの繰り返しにうんざりする人、色んな想いがあったんだろう。死ぬ時は確かに思い切ってとかそういう気持ちだと思う。でもそれは勇気とは違うものだ。

生きることは楽しいことも嬉しいこともいっぱいあるけど、死んだ方が楽だなと思うことだってきっと誰にだってある。私も息子がいなかったらきっと今頃いない。その状況から逃げたくてしょうがなくて、自分の弱さや情けなさに絶望して、私が死んだことでみんなが死ぬまで後悔すればいいとさえ思った。で、そんな濁った自分にまた絶望して。その繰り返し。原因を突き詰めれば突き詰めるほど、なるべくしてこのような自分になったのだ、と思うしかなくて、過去を憎んで、変われないなら死ぬしかないんじゃないのかって思った。今もやっぱり思うけど。

話がちょっと脱線しましたけれども、死にたい、と思うことはその中に「生きてかなくてはならないんだな」という気持ちが隠れていると思うんだけど。ポジティブすぎますか。そうですか。
でも私は死にたいとつぶやいたり弱音をはいたりしてもいいじゃないって思うよ。*1生きることにもがいてんだなって感じがする。ポジティブすぎますか。そうですか。

なりたい自分と現実の自分との距離に途方もなさを感じるね。生きることこそ勇気を出していくことの連続だ。それでも近づくために行かなくちゃいけないんだね。

*1:私もそれを人に許してもらえたことですごい楽になったし。当然実行しなけりゃって話ですけども。