乙女夢日記

昼寝した。


怖い夢を見ていた。爆弾が送りつけられる恐怖と戦っていた。でも無敵な僕らは誰かに守られていた。
そこにいては危ないということになり、あの場所を抜け出したらあの人と二人だった。私は走っていて、あの人は自転車だった。私はあの人よりも先に行きたくて、可愛くないことを言っていた。私が道をわざと間違えてつられて向うへ行きかけたあの人に「そっちじゃないよ!」って言って笑いながら逃げたら、あの人が「なんだよぉ」って怒りながら追いかけてきた。笑いながら逃げたけど、途中で私は歩みを止めてにっこり笑ってあの人を振り返って手を伸ばした。あの人も自転車を降りてにっこり笑ってこちらに手を伸ばしてくれて。
あぁもう少しで手が繋げそうだったのにな。名前を呼んだら目が覚めてしまった。